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クリーニング業界関連のニュースや話題などをお届けします。またクリーニング業界関連のニュースや話題、トピックスなどはクリーニングオンライン「メーリングリスト」comlでも取り上げています。当コーナーで扱わなかったニュースや話題も、テーマとして流したりしています。是非ご参加ください。



機械の部品保存年数 7年間に統一


(社)日本産業機械工業会・業務用洗濯機部会(三科健次郎部会長)が96年度事業報告と97年度事業計画を発表した。
96年の機械出荷は「合成溶剤ドライ機」が前年比32.2%減と大幅にダウンしたのをはじめ、「石油系ドライ機」同16.4%減、「乾燥機」同0.8%減と前年実績を下回った。「水洗脱水機」は前年よりも5.4%増加した。
97年度事業計画としては、95年から委員会を設けて検討してきた部品の保存年数を7年間に統一し、本年末までに会員メーカーで実施することをあげたほか、各種統計の充実と活用、水質汚濁防止法および大気汚染防止法に関する対応、ISO等の規格化への対応、機械3団体の合同会議の開催、エネルギー需給構造改革投資促進税制等への協力などの計画を発表した。 (1 Feb.1997)




大気汚染防止法が改正


大気汚染防止法施行令の一部改正が1月21日閣議決定。今年4月1日から施行される。これによりクリーニング関係では、処理量30キロ以上のパーク機などが規制対象になる。
環境庁では早急に指定物質の抑制基準を定める告示を行うが、これについては中央環境審議会が昨年12月、パークの環境基準設定の指針として年平均値0.2mg/立方メートル以下が適当と答申している。水質に続いて、排気の面でも本格的な対策が急務となってきた。 (1 Feb.1997)




コスモ石油 SS跡地でクリーニング事業


コスモ石油が新事業として展開するクリーニング店「ホワイトステーション」の1号店が横浜市中区にオープンした。ガソリンスタンドの廃業跡地を活用したもので、お客が車から降りずに受け渡しができるドライブスルー方式の店舗。
1階がの洗浄工程(パーク機、水洗機など)、2階が仕上げ工程。店内ではドライブスルー用2台、一般受付用1台の受付レジで対応する。朝7時から夜10時まで、年中無休で営業する。
同社が今回、クリーニング業にスポットを当てたのはサービスステーション(SS)の運営手段が応用でき、複雑な在庫管理をあまり必要とせず、SSの運営者が取り組みやすいという点がポイントだという。 (15 Dec.1996)




東急電鉄 駅構内で取次開始


東京急行電鉄は田園都市線鷺沼駅(川崎市)の構内に、簡易クリーニング取次店「シャトルシャツクリーニング」を開設した。東急が駅構内の新しい事業として企画したもので、東急リネン・サプライが地元のクリーニング業者と提携して運営している。
営業品目をワイシャツ、ズボン、スカートなど5品目に限定し、料金設定も単純化。午前5時30分から深夜0時までの営業時間中、午前5時30分から7時、午前10時から午後5時までは無人受付となる。無人受付のシステムは、有人受付時に会員登録してもらい、あわせてクーポンシール(170円×10枚)を購入。料金分のクーポンシール、発注書を品物とともに無人投入口へいれる仕組み。無人受付と有人受付では料金が異なる。午前9時30分までに受け付けたものは、当日夕方に仕上がる。
同店は実験店舗として位置付けられ、結果を踏まえて今後の展開を検討していくとしている。 (15 Dec.1996)




TeMA 第10期基礎科生を募集中


繊維商品めんてなんす研究会(TeMA)は、平成9年2月8日から始まる「第10期基礎科生」を募集している。今回から広く一般に門戸を開き、募集を行っていく。基礎科では、繊維商品を理解する上で必須な繊維素材と、各種加工に関する知識などを学習する。募集定員は60名。インターネット・TeMAホームページでも資料請求等を受け付けている。 (15 Dec.1996)




全国展に3万人近くが来場


11月1、2、3日、東京ビッグサイトで、第34回全日本クリーニング研究大会・機械資材展示会『クリーンライフビジョン21』が開催されました。今年は「新しい価値観の創造」をテーマに、152社(団体含む)が出展。期間中はあいにくの空模様ながら、3日間で約29,700人が来場した。
初日、2日目と雨で出足が鈍かったものの、最終日は朝早くから賑わい、新しい方式で行われた全国展示会は一応の成果があったとする見方が多い。その一方で、景気低迷のなかで起爆剤にはならなかったとする声も多く、停滞ムードを打破するまでには至らなかったようだ。

今年の傾向としては、出展費用の上昇からか資材の即売が少なくなった、ブースのつくりが簡素化してきた、1社あたりの出展規模が縮小されたなど、不景気の影響が多くみられた。また輸入機械が増加していることも受けて、出展側を含め、海外からのお客が多かったようだ。国際展示会としてのアピールは不足しているものの、日本のマーケットは世界で認められていることが伺える。
コンピュータレジや管理システム関係の出品も増加している。これまでは高機能、高価格のものが多かったが、機能をしぼり込み、価格を抑えたものが増えてきており、選択の幅が広くなっている。その反面、導入の際には、より自社にあったものを見抜く力が必要とされよう。

次回の「第35回全日本クリーニング研究大会・機械資材展示会」は1997年11月1〜3日、大阪で開催する予定。 (5 Nov.1996)




来年2月に九州で展示会


97年2月1、2日に北九州市小倉北区の西日本総合展示場でクリーニング機械・資材展示会「クリーンライフビジョン21九州」が開催される。「新たな価値観の創造」をテーマに、全ク連と全日本洗染機械業連合会が主催するもので、250小間規模の展示会となる。 (15 Oct.1996)




クリーニング綜合研究所所長に門脇氏


全ク連クリーニング綜合研究所の所長に北里大学衣料衛生学部教授の門脇武博氏が10月1日付で就任した。 (15 Oct.1996)




困ったミニスカブーム


女子高生の間でスカートの丈をあげるのがブームになっている。「東京の方では腰から詰めているらしいが、うちに出る女子高生のスカートは裾の方を折曲げ縫っている。中には15センチ以上も折り返しているのも」と話すのは神奈川にあるユニットの社長。ヒダつきで15センチも裏にまわり、しかも縫い方が雑なのが多く、仕上げに苦労しているという。クリーニング店にとっては厄介なブーム?。 (15 Oct.1996)




色落ちの度合を一覧表にまとめる


神奈川県内のスカーフ、ハンカチなど繊維製品関連団体が、色落ちの度合などをまとめた「染色堅牢度一覧表」(1冊5,000円)を発行した。
神奈川県繊維工業協会、日本輸出スカーフ等製造工業組合、協同組合ネッカチーフ振興会、横浜織物商組合、日本輸入スカーフ捺染工業組合の5団体が作成したもので、実際に製品に使われている生地と染料で調査し、使用頻度の高いものを選んでまとめている。生地サンプル(絹80色、綿60色)をページにはり、汗や光、洗濯などによる色落ち、色移りの度合を一覧表で示している。 (25 Sep.1996)




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