年頭所感

全国クリーニング機械トータルネットワークグループ

会長 坂本 吉敬

 謹んで新春のお慶びを申し上げます。

 皆様におかれましてはお健やかに新年を迎えられたと存じます。

 日ごろは当会の活動に対してご理解とご協力を賜り心より感謝を申し上げます。

 昨年は新型コロナウィルスが5月8日から第5類感染症へ移行され、各方面で自由な活動ができるようになったことで、人の動きも活発になり経済が動き出してきました。

 しかし、反面でエネルギー価格の高騰、物価の上昇、円安、労働者不足、人件費高騰、インボイス制度等々、様々な要因によって零細、中小企業にとってはまだまだ向かい風となり、それらを克服するための課題が山積みです。

 クリーニング業界のこの一年を振り返ってみますと、上記に挙げた問題に加え、コロナ終息後も売り上げは戻らず、更にドライ機の建築基準法問題も再浮上してきておりさらに厳しい経営環境になっております。

 逆境やピンチの時こそ学ぶことが多く、この時代逆に活かしてクリーニング業界に関わる皆様が更なる成長へと大きく転換できることを心より願っております。

 迎えました2024年は当会も変化の年と考えております。

 全国クリーニング機械トータルネットワークグループ19社の力を合わせ、中古クリーニング機械販売を軸とした中古機在庫の充実、修理技術の向上とスポット修理の拡充、請負工事など、購入していただいたお客様以外の色々なニーズにお応えすることはもちろんのこと、同業者の連携を含めた、修理、工事、運輸等を含めた業務の相互連携を確立し、クリーニング業界に関わる全ての皆様に貢献していく所存です。

 当会といたしまして業界変革の2024年を目指しますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

年頭所感

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