クリニシュラン、最優秀賞は橋本緑氏
全国クリーニング生活衛生同業組合連合会・中央青年部会(田村直仁部会長)は11月4日、沖縄産業支援センター(那覇市)で開催した青年会議「Next Generation Meeting 2023 沖縄」で「CLEANICHELIN」(クリニシュラン)の結果を発表した。
最優秀賞はクリーニングたまがわ・橋本緑氏(福井県組合青年部所属)が受賞。優秀賞にクリーニングノア・谷田正樹氏(埼玉県組合青年部所属)、倉本クリーニング・菅野弘和氏(山口県組合青年部所属)が選ばれた。
クリニシュランは全国の組合員店を選考対象とした店舗表彰企画で、各ブロック青年部で「クリーニング事業者が気になる、憧れのクリーニング店」を推薦するもの。全国から15事業者がエントリーした。7月の中青会単青組首長会議・研修会で本人または推薦者によるプレゼンテーションと各店舗の取組みを紹介するPR動画を放映し、単青組首長、中青会役員による投票、全ク連三役会での審査が行われた。
青年会議では表彰式に続き、上位3名が製作した動画の視聴およびプレゼンテーションを実施。また最優秀賞を受賞した橋本氏と中青会正副部会長によるパネルディスカッションを行った。
橋本氏は子育てのタイミングでIT企業勤務から転身し、家族で福井県に移住。実家のクリーニング店に従事して5年間で行った経営改革として、自店のターゲットとなる顧客層の分析や店舗コンセプトの設定、クリーニング工程の見直し、店舗改装など取り組んできたことを詳細を説明した。
田村部会長から表彰状とトロフィーを受け取る橋本氏