日繊ク協、クリーンライフ協会への統合すすめる
日本繊維製品・クリーニング協議会は、5月20日に第1回理事会を開催して会長を選任し、6月17日に第20回通常総会を開催した。
2020年9月に当時の会長であった角田光雄氏が逝去して以降、本所寛氏が会長代行を務めていたが、理事会で互選を実施し、本所氏が正式に会長に就任した。
総会では「令和4年度からの一般社団法人クリーンライフ協会への統合(機能移管)について」が審議・承認された。今回の機能移管により、対外的な信頼性の向上、クリーニング事故防止に係る課題対応への一層の充実、各種手続きの効率化、会員の負担軽減などを見込んでいる。
移管による名称の変更はなく、クリーンライフ協会の一部会として従来の活動を維持する方針。今後は2022年6月に現在の日繊ク協を解消(解散)し、7月1日より組織を移管する予定。
また、昨年度は新型コロナウイルスの影響でセミナーや交流会議等が開催できなかったこと、クリーンライフ協会への移管の準備なども踏まえて、今年度は会費を徴収せずに会員に還元する。昨年度、延期した役員の改選については引き続き延期し、現役員が継続することとなった。