クリーンライフ協会と日本クリーニング環境保全センターは5月16日、平成30年度総会を東京で開催した。

総会では全議題が可決され、今年度はクリーニングの需要拡大に係る検討や人材確保対策などを中心に事業をすすめる。

また当日は高齢・障害・求職者雇用支援機構神奈川支部関東職業能力開発促進センターの小林信次長が「クリーニング業における生産性向上対策について」をテーマに記念講演を行った。

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■クリーンライフ協会／平成30年度事業計画

1.需要拡大／消費者啓発（PR）／事故防止対策事業

除菌消臭剤に関する啓発事業、学校教育における正しいクリーニング知識普及啓発活動、およびこれらの啓発活動を深化させるための需要拡大検討委員会の設置など。

2.業界環境／経営環境改善対策事業

長期間放置品解消に向けた取組みの推進や雇用環境改善対策の推進、人材確保・人材育成策の構築、加えてこれれら各課題への対応を含めた今後のあるべき姿を検討するための雇用環境改善検討委員会の設置など。

3.業界活性化推進事業

CLV21-2018東京国際クリーニング総合展示会や第10回全国クリーニング大会 in 川越等、業界内の各種イベントへの協賛・協力など。

■クリーンライフ協会　役員名簿（三役）

会　長	小池　広昭	全国クリーニング生活衛生同業組合連合会
副会長	伊澤　勝令	全国クリーニング生活衛生同業組合連合会
〃	三科　道利	日本産業機械工業会業務用洗濯機部会
〃	久保　章	日本クリーニング用洗剤同業会
〃	小川　賢治	全国クリーニング協議会
〃	五十嵐　素一	株式会社白洋舍
専務理事	金子　征実	全国クリーニング生活衛生同業組合連合会
		（敬称略）

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■日本クリーニング環境保全センター／平成30年度事業計画

1.土壌汚染対策の啓発活動

テトラクロロエチレン溶剤を使用するクリーニング施設の土壌汚染対策に係る周知・啓発活動。

2.廃棄物対策

使用済み石油系溶剤カートリッジをはじめとする廃棄物の適正な循環利用や処理の徹底。

3.環境保全対策の普及・啓発活動

テトラクロロエチレンとソルカン等の地下水浸透防止対策やテトラクロロエチレンを扱う事業所における労働衛生管理、大気汚染防止法に伴うVOC排出抑制などの周知・啓発など、環境保全および労働安全の普及・啓発。