厚生労働省の平成28年度生活衛生関係営業対策事業費補助金を活用して、宮城県、群馬県、山口県、愛媛県のクリーニング組合が次の活動を実施した。

■宮城県クリーニング生活衛生同業組合

東日本大震災の被災地で特に被害の大きかった塩竈、石巻、気仙沼の組合員店の情報を掲載したポスティング用マップを作製。消費者への情報提供や店舗のPRを通じて営業復興を支援した。ポスティング用マップは対象支部管内の28店舗に各650枚配布。
またノボリを作製、県内の全組合店に配布してクリーニング組合をアピール、需要の拡大をはかった。

ポスティング用マップの例

■群馬県クリーニング生活衛生同業組合

群馬県のご当地キャラクター「ぐんまちゃん」とタイアップ。ぐんまちゃんがあらいぐまの着ぐるみを着て洗濯しているイラストを用いたエコバッグ、ステッカー、ポスターを作製。
また地元ラジオ局のエフエム群馬で「週一クリーニング講座」を計13回放送した。

■山口県クリーニング業生活衛生同業組合

クリーニングに出す衣類が入り切るような大容量のサイズのエコバッグ（黒と茶色の2種類）を計3,000枚作製、消費者に配布した。ごみの減量など環境保護の観点から組合、組合員店の取り組みをアピールすることが狙い。
加えてノボリの作製と組合ホームページのリニューアルを行った。

■愛媛県クリーニング業生活衛生同業組合

クリーニング需要および組合員の減少という課題を解決するため情報発信力の強化を目的に組合のホームページをリニューアルした。ホームページでは各組合員店の詳細情報やアピールポイントも紹介している。リニューアルにあわせ、愛媛新聞に広告を出すとともに、告知リーフレットを作製し消費者に配布した。