会員の皆様にはご健勝にて新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
当協議会は今年34年目を迎え会員数218社で活動しております。
当協議会は、1981年リントラク研究会として7社で発足しました。その後、リントラククリーナーズ協議会そして現在は日本折目加工クリーナーズ協議会として業界の発展のために活動しております。そしてザ・ウールマークカンパニー(旧国際羊毛事務局)の開発した折目加工、リントラクとシロセットを行うクリーニング企業が折目加工の販売促進およびその為の研究と広報宣伝活動の実施を目的として運営されています。会員には各地の有力業者が加盟しており、折目加工を普及拡大するポリシーで活動しています。
昨年末に衆議院解散選挙が行われ自民党の圧勝で終了しました。
奇しくも3年前の12月にも同様な日程で総選挙があり、自民党に政権交代して安倍総理がアベノミクスで三本の矢を立ち上げました。しかし3本目の矢「成長戦略」が上手く行っていません。
また、東北地方では復興がままならない状態が続き、議員の定数削減、中国、韓国との領有権問題、北朝鮮の不穏な情勢、沖縄普天間基地、原発、TPP問題などは、毎年解決せず翌年に繰り越している状態は依然解消されません。
これらの問題をいち早く解決し、景気を良くしてほしいと思う次第です。
昨年のクリーニング業界は、芳しくありませんでした。消費税が8%に上がり、3月は駆け込み需要で売り上げが伸びたが、その後の業績は良くない企業が多いのではないでしょうか。年々クリーニング業界の売上減に歯止めがかかりませんが、それに拍車をかけて人手不足が深刻になってきました。これからは会社のシステムを変えないと大変なことになります。
こんな時だからこそ付加価値商品が必要です。
始めに申しあげましたが、当協議会はリントラクとシロセット2種類の折目加工を採用しております。
リピート率が高いリントラクは、特殊な樹脂を折目の裏側に塗布する形状固定化加工、新規顧客を取りやすいシロセットは、パーマ液と同様の作用をする液体を折目の表側から噴霧して加工する形状記憶加工です。この2つで完璧な加工が約束されます。
そして、2つの折目加工を十分に活用してプロのクリーニングの実力を提供しようではありませんか。
リントラクとシロセット加工は目に見える、触って分かる付加価値商品です。是非多くの皆様に採用していただきたいと思います。しかし接客なくしては販売できません。座していては絶対負けます。力を十分に発揮して業界で生き残り発展しましょう。
協議会では、営業テクニックを磨く為に、全国11支部で経験豊富な講師の先生をお招きして営業研修会を行い、技術の継承のために技術研修会も行っています。
毎年恒例の総会は、2月26日(木)に中京支部の会員の皆様のご協力を賜り名古屋で行います。翌日の工場見学、観光等内容豊富です。是非、ご家族、社員の方々多数の皆様のご参加をお待ちしております。
これからも、協議会の発展と会員皆様のご繁栄の為に、役員一同努力を重ねてまいりたいと考えております。本年が皆様にとって良い年でありますようにご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。
|