一般社団法人日本繊維製品消費科学会は12月に大阪と東京で「第32回クリーニングに関する情報セミナー」を開催する。
今回のテーマは「商業洗濯の現状とこれからを見据えて」。新JISの制定により、表示者側は実際の商業クリーニング処理を想定して取扱い表示記号をつける必要がある。そこで商業クリーニングでは水洗い・ドライクリーニングがどのような薬剤を用いて、どのような機器で行われているのか、仕上げはどう行われているのか、商業クリーニングの現状を基礎から明らかにするとともに、今後の課題や、どのように変わっていくかなど、将来への見通しを模索するという内容。
セミナーの内容は次の通り。
- 「商業クリーニング用洗剤の基礎知識と動向」
吾田圭司氏(日華化学株式会社)
- 「ドライクリーニング溶剤の基礎知識と動向」
株式会社アイナックス ※講師調整中
- 「新JISと商業ウェットクリーニング」
須田雅太郎氏(株式会社TOSEI)
- 「商業クリーニングでの仕上げ」
陣内貴弘氏(株式会社三幸社)
【大阪会場】
12月10日 13:15〜16:50
追手門学院大阪城スクエア大手前ホール(大阪市中央区)
【東京会場】
12月11日 13:15〜16:50
ボーケン品質評価機構東京事業所(東京都江東区)
定員は各会場80名。参加費は会員5,000円、非会員7,000円、学生2,000円。
問合せ先は日本繊維製品消費科学会事務局。
http://homepage3.nifty.com/shohikagaku/