全国クリーニング生活衛生同業組合連合会（小池広昭会長）は7月28日から8月1日までの5日間、平成26年度衣料管理実習を実施した。この実習は1級衣料管理士（TA）の資格取得のために、繊維製品やクリーニングに関する企業等で研修するもので、全ク連でも受け入れを行っている。今年は6つの大学から10名の学生が参加した。

実習ではクリーニング綜合研究所の所員が中心となって学生を指導。クリーニング業界の現状について包括的に学んだ後、事故品鑑定の実習に取り組んだ。

クリーニングの現場を勉強するため組合員店を訪問し作業を見学したり、東京都組合でワイシャツ、ハンカチのアイロン掛けの実習なども実施。最終日には実習結果を踏まえて、クリーニング店での理想的なカウンター接客についてのロールプレイングも行った。

事故品鑑定試験の実習

組合役員の指導のもとアイロン実習

カウンター接客のロールプレイング