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全国クリーニング協議会

会長 野田 直樹

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新年明けましておめでとうございます。

年頭にあたり、新年のお慶びを申し上げます。

さて、今年のクリーニング業界を取り巻く環境は依然として厳しい傾向が続くことが予想されますが、本年のキーワードは「変化」と「再生」と考えています。

本年も引き続きクリーニング需要減退傾向、不安定なエネルギー問題、環境問題等々マイナス要因がある中、建築基準法問題は我々クリーニング業界に対し、コンプライアンスとCSRの認識と意識が今まさに厳しく問われていると言えます。

さて、我々の業界を時系列に過去10年を検証し10年位先を展望してみますと、最大要因としてはバブル崩壊以後、この10年間続く「デフレ、円高現象」と、現在進行中の少子高齢化現象がもたらす加速度的な「人口減少」ではないでしょうか。

長期にわたる「デフレ、円高現象」は社会を大きく変化させました。つまりマーケットは生き物のように徐々に変化し、この10年間で結果的に様変わりしてしまったのではないでしょうか。さらにすでに始まったもうひとつの要因である「人口減少社会」もマーケットを大きく変化させることでしょう。

過去の成功体験はもはや通用しない時代に入っています。社会を読み取る「洞察力」と時代を読み取る「直観力」がこれからの経営者に求められることになるでしょう。

かつて全国クリーニング協議会は取次店の規制から端を発し1970年に「競争」と「協調」という理念を掲げ発足し今日に至ってまいりました。クリーニング業界が発展するためには「保護」と「規制」を求めるのではなく市場原理が働いてこそ発展があり、時には業界の利益のためには協調していくことも必要であるという考え方に基づくものでした。社会が変化しマーケットが「取次店システム」という業態を生み、全国クリーニング協議会が誕生しました。それから約半世紀を経て新たな大きな節目の時を迎えていると強く感じます。

我々は今一度、この「競争」と「協調」という理念に立ち戻り「変化」と「再生」というゴールに向けスタートを切ろうではありませんか。ライバルの同業者に焦点を合わせるのではなく時代を読み取り、社会に対し、お客様に対し焦点を合わせればそこに新たな業態の誕生と共にクリーニング業界の発展の力強い新たな一歩を踏み出す時となると信じます。

最後に我々の業界が少しでもいい環境で次世代に引継がれ、さらに継続発展すること願い、年頭のご挨拶といたします。





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