有限会社共栄産業(本社東京、北川幸一社長)とゲンブ株式会社(本社大阪、久保章社長)は5月25日、東京で「ランドリー工場省エネ勉強会」を開催した。
勉強会ではまず北川社長が、ヨーロッパのランドリー業界の現状と省エネ化が進んだ背景について講演。光熱費の削減に成功した企業グループが大幅な躍進を果たし、勢力図までもが変わったヨーロッパの実情を工場の実例を取り上げながら説明した。
省エネ対策としてヨーロッパの工場で広く普及している設備のひとつに、連洗の排水を熱交換する廃熱回収装置がある。昨年から国内でも導入が始まったが、今回の勉強会では実際に国内で採用した工場のデータや施工写真を使いながら現場の状況なども紹介した。
「ランドリー工場省エネ勉強会」はリネンサプライヤーなどを対象に、これまでも東京、大阪で行っており、これからも定期的に開催する予定とのこと。
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